社畜だった私が赤ん坊になり国違いの地獄にってドユコト？？？

大物だよね ページ7

聞く限りだと現世にもあった”旧約聖書”のはなしとよく酷似してるように感じる。



ヴ「チャーリー…結局その赤ん坊どうするの？まさか育てるなんて言わないわよね？」

チ「でも、どこの子かもわからないし…この子の親を探す少しの間だけなら！」

ヴ「親って……。多分その子は……」


ヴァギーの言いたいことは分かる。
わざわざホテルと言う特定の決まった場所に私は寝かされていた。

エクスターミネーションのこの日事を考えると＿＿
親は私を捨てたか、或いは逃がすためここに……。

そう考えるのが妥当だろうなー…。


でも疑問に思うことはまだ残っている。
転生してきた地獄という場所にいるのだから、てっきり自分も異形の姿になっているものだと思っていたが、
特にこれといった変化はないように思えた。
手足も二本ずつだし、日系特有の黒髪黒目もそのままだった。

生きたままの人間がこの地獄に落ちることなんてあるのだろうか。

いやそれ以前に人間だってことがバレて食べられたりとかしないよね？


チ「お願い！！ちゃんと面倒見るから！！」

ヴ「でもホテルの経営は？その子の面倒を見ながらなんて出来るの？」

チ「勿論よ！！それに貴女だっているもの。」

ヴ「チャーリー……。」


おっとまさかこの二人できてるの？？？

いいとおもうぞー−−
お幸せにな！


『あうっ！！』

チ「ほらっ！！Aだってここにいたいよね！」

『(いや、ここで無理なら行く当てないし……。)』

ヴ「はあー−−……、わかった。」

チ「ぃやったああ！！！あ、ごめんなさい！ビックリしちゃった？？」

『んや？(いいえ？全然。)』

チ「かわいい〜〜！」



何言ってんです！
君たちの方が可愛いしスタイルいいし羨ましいわ！！

でも私よりも年上なんだよねー−この子たち。
いやこの方たち？？

チャーリーに関しては数百歳くらいいってるよね？
だって神話に出てくる”ルシファー”と”リリス”の子供でしょ？
とんでもない方と関わっちゃったよ私。

今のうちに印象良くしておこう←


『きゃっきゃっ！！』

チ「よしよしっ！早速他の皆にも報告しないと！！」

ヴ「何もないといいけど……。」

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